「stylish wave MAX '15''一撃乱舞”」Lycaon、GOTCHAROCKAら8組の競演にファン熱狂!

2015年8月22日 / 19:30

8月16日@「stylish wave MAX '15''一撃乱舞”」 (okmusic UP's)

いまやヴィジュアル系シーンの登竜門となったイベント「stylish wave」。8月16日 新宿 ReNYでは、この夏各地で開催された「stylish wave CIRCUIT'15」のグランドファイナルを飾る「stylish wave MAX '15''一撃乱舞”」が開催され、躍進中のバンド8組が熱い夜を繰り広げた。

■Jin-Machine

先陣を切ったのはJin-Machine。暗転が明けると、突如視界に飛び込んできたのは筋肉スーツに赤いパンツ姿のfeaturing16(Vo)こと閣下。筋肉を強調したポーズを決めるたびに、バックに並んだメンバーが絶叫に近いコーラスを響かせる。なんともシュールな「ありがとう筋肉」からミサ(彼らのライブの呼称)がスタートした。

ゴリゴリのV系ソング「救声」で一気にその実力を叩きつけたかと思えば、謎のUSAコールがあとをひく「宇宙忍者アメリカ」へと繋ぐ。待ってましたと言わんばかりの盛り上がりをみせた「マグロに賭けた男たち」では、マグロのレプリカがフロアを飛び交う異様な光景が広がった。

ミサを締めくくる「環境デストロイ」では、主催者である星子さんを登場させたフリップ芸(?)でファンの歓声を煽った。いつだって自由という名のスタンスを崩さない彼らに、もはや怖いものなどなさそうだ。

■ギガマウス

続いて登場したギガマウスのステージは、ラップ調の「チックタックヘッジホッグ」で幕開け。一新した衣装は黄色×黒で統一され、パンキッシュでアクティブな印象を受ける。続く「プラトニック」で、うちわの光がフロアで踊り出し、一瞬にしてお祭りムードに。楽器隊の技術が光る「夕顔」では、それぞれのソロパートで会場を沸かせた。

ライ(Dr)によるMCでは、会場である新宿ReNYに掛けたあいうえお作文を披露。連日の忙しさをまとめた見事な作文に大きな拍手が贈られた。新曲「ジャパニーズサンダー」披露前には、式(Vo)による振り付け講座も。歌詞に合わせた一見難しそうな振り付けも、観客はものの数分で完全にマスター。本番を迎えると即興のコール&レスポンスも繰り広げられ、大きな雷鳴を轟かせた。

最後に”Cutしたい Fxxk off 期待 Bad 未来監獄ロックメン”のフレーズが印象的な「監獄ロックメン」を放ち、式がフロアへと飛び出し煽り立て、異常ともいえる一体感に会場が揺れた。

■グリーヴァ

シャウト混じりの歌声がこだました「終焉」で、グリーヴァによるアンダーグラウンドへの扉が開かれた。「密室104号室~暗イ部屋ニ僕ト君~」で見せた手提げ式のランプを持つ狂鬼-kyouki-(Vo)の奇怪な動きは、緊張感張り詰める会場を熱狂へと導いていく。

「僕達の世界へようこそ」「いま君たちの抱えている不満や悲しみや憤りを、僕にぶつけてくれないか?」と、悩める観客へ差し伸べるその手は、悪魔のいで立ちをした天使といったところか。身を委ねる思いで「自己精神殺害推進會」に飛び乗り、フロアは激しいヘドバンで荒れ狂う。

曲の冒頭、「おもしろいことしようよ」と小さな子供がするように”おもしろい動き”を煽った「黒蟻ノ群レ」。それに応えよう観客は激しく頭を振り乱し、異様な光景はさらにカオスなものに。古き良きヴィジュアル系の匂いを漂わす「妄想主義者ノ背徳」では、狂鬼-kyouki-がうつ伏せで暴れ回る姿がトラウマ級の迫力だった。

■Black Gene For the Next Scene

フラッシュリングの光が暗闇を照らし、Black Gene For the Next Sceneが登場。会場がダンスフロアへと変貌を遂げた1曲目「涙-kHz-」でIce(Vo)が一瞬だけ虫取り少年風に変身するなど、真顔とコミカルな演出の違和感が一周回って爽快だ。

しゃがんでジャンプ、その場で回転……会場全体を巻き込む力に長けた彼らのエモーショナルなロックナンバー「SHOOTING STAR」では、ドラムセットを囲んだメンバーの姿に胸が熱くなる。

体育会系なMCに導かれ、「逆卍より、愛を込めて」「黒煙のうねり、泥に孵り、全てを灰に」とハードな楽曲を続けて投下。一見バラバラのようにも見えるが、ステージを見ているうちにやがて、メンバーの個性がひとつの集合体(BFN)を作り上げているのだと実感する。ラストにダークな曲調とデジタルサウンドのメリハリが痛快な「癲狂のRobEr」を叩きつけ、興奮の高みへと導いていった。

■ベル

ダウンテンポの「飴と無知」でじっくり聴かせた幕開け。悲しく吠えるギターと哀情を噛みしめるような歌声が心に染み入る。揃いの紋付衣装が揺れた「ノンフィクション」のレトロなメロディは観客の心を掴むのにそう時間はかからず、次を聴きたいという気持ちを煽り立てた。

MCではバンド結成10ヶ月にしてフリーペーパー「Gab.」の表紙を飾ったエピソードなどを披露し、その清々しさに拍手が贈られた。うちわがひらめいた「涙傘」では、うちわを持っていない人へハロ(Vo)から直々にうちわが配られるパフォーマンスも。さらに「バイバイ」と、彼らの得意とする昭和歌謡を彷彿させるナンバーが続く。

「咲いてちょうだい」の煽りに応えるようフロアに咲いた満開の花。ラストの「やってない」で完全に自分たちの世界へと引き込んだベルの表情は、自身に満ち溢れた笑顔だった。

■FEST VAINQUEUR

盛大な手拍子に迎えられたFEST VAINQUEURの登場で、会場の温度が目に見えるように上昇する。「ヴァレンシアとヴァージニア」で感じたKAZI(Dr)のダイナミックなドラムやGAKU(G)、I’LL(G)による爽快なユニゾンは、せめぎ合うヴィジュアル系シーンのなかで最大の武器になるだろう。

モッシュにタオル回しと、2段階の渦を巻き起こした「ソレイユ」。そして一際歓声が高かったは、「合掌」では、そのタイトル通り合掌をしながらヘドバンという、見たことも聞いたこともない光景がクセになる。

「現代的疑惑都市”DOUBT!”」で繰り広げられた観客の高速の折り畳みに圧倒され、お立ち台の上に並んだ4人の笑顔が眩しく頭に焼きつく。相乗効果という言葉がこれほどにも似合うバンドはいるだろうか。

■GOTCHAROCKA

音の波が会場を飲み込む「SorM」からGOTCHAROCKAのステージがスタート。どこか懐かしいギターリフとフロアのヘドバンが組曲のように合わさり、それを歌声ひとつで統制する樹威(Vo)に嫉妬さえ覚える。

ヘビーに轟く「Director’s cut」では妖艶で高らかなJUN(G)のギターソロが炸裂。高圧的な煽りから突入した「恐想ロワイヤル」でその実力を叩きつけ、熱狂の絶頂へと導いていった。

時間の関係で急遽4曲の披露となってしまったが、彼らの計り知れない実力に圧倒されるには十分な曲数だ。ラスト「Starry eyes」では持てる体力をフル消費すべく、観客は跳ねて歌って、彼らの圧倒的な存在感に負けじと爆発的な盛り上がりをみせた。

■Lycaon

不気味なSEが流れるなか、暗闇を徘徊するように登場したLycaon。「最高のstylishの声を僕にください」---悠希(Vo)。先日解散を発表した彼らは一瞬一瞬を噛みしめるように刻み、会場にいる誰もが特別な夜にしようと気迫がこもる。

「shadow」が一気に会場を染め上げたのち、「さぁ、乱れようか!」の言葉が合図となって、妖艶さをはらんだ「赤い林檎」「BALLAD」と続けざまに興奮を導いていく。「霊猫香とマゾヒスト」「君を壊すガラスの衝動」で一度縛り付けた緊張感を「LIAR」で破壊。「ずっと変わらず愛し続けてください」と披露された「Gossip」では悲しみを打ち砕くような激しいヘドバンが巻き起こった。

解散について言及したMCでは、堪えきれず涙するファンも。最後はサトシ(G)の挨拶によってコミカルな終幕となったが、イベントのラストにふさわしい、心に突き刺さるようなステージであったことは間違いない。

こうして「stylish wave MAX ’15”一撃乱舞”」は熱狂のうちに大団円を迎えた。なお、12月19日(土)HEAVEN’S ROCKさいたま新都心 VJ-3を皮切りに、「stylish wave CIRCUIT ’15 冬将軍」の開催も決定。今回の「stylish wave MAX ’15”一撃乱舞”」からはベル、ギガマウスが出演する。勢いあるバンドが切磋琢磨し合う姿を、その目に焼き付けてほしい。

【セットリスト】
■Jin-Machine

1.ありがとう筋肉

2.救声

3.宇宙忍者アメリカ

4.マグロに賭けた男たち

5.環境デストロイ

■ギガマウス

1.チックタックヘッジホッグ

2.プラトニック

3.夕顔

4.ジャパニーズサンダー

5.監獄ロックメン

■グリーヴァ

1.終焉

2.密室104号室~暗イ部屋ニ僕ト君~

3.自己精神殺害推進會

4.黒蟻ノ群レ

5.妄想主義者ノ背徳

■Black Gene For the Next Scene

1.涙-kHz-

2.SHOOTING STAR

3.逆卍

4.黒煙のうねり、泥に孵り、全てを灰に

5.癲狂の RobEr

■ベル

1.飴と無知

2.ノンフィクション

3.涙傘

4.バイバイ

5.やってない

■FEST VAINQUEUR

1.ヴァレンシアとヴァージニア

2.ソレイユ

3.合掌

4.現代的疑惑都市”DOUBT!”

5.COLORS

■GOTCHAROCKA

1.SorM

2.Director’s cut

3.恐想ロワイヤル

4.Starry eyes

■Lycaon

1.shadow

2.赤い林檎

3.BALLAD

4.霊猫香とマゾヒスト

5.君を壊すガラスの衝動

6.LIAR

7.Gossip

「stylish wave CIRCUIT ’15 冬将軍」
12月19日(土) HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3

出演:the Raid. / AvelCain / ギガマウス / Sick² / ALIVE / Synk;yet

12月20日(日) 柏PALOOZA

出演:the Raid. / AvelCain / ベル / ギガマウス / 少年記 / Synk;yet

12月23日(水・祝) 新横浜NEW SIDE BEACH !

出演:the Raid. / AvelCain / ベル / えんそく / ジン / アンフィル

12月25日(金) 名古屋E.L.L

出演:the Raid. / AvelCain / ベル / えんそく / ギガマウス / ジン

12月26日(土) 大阪MUSE

出演:the Raid. / AvelCain / ベル / ギガマウス / パノラマ虚構ゼノン / Smileberry

12月30日(水) 渋谷REX <カウントダウン前夜祭>

出演:the Raid. / Sick² / Synk;yet / アンフィル / ALIVE / パノラマ虚構ゼノン / Purple Stone / the LOTUS / ソニックデスモンキー / Neverland / ViV / 乙女国家(O.A)


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