高橋優が地元・秋田で開催したフリーライブで5,000人を動員

2015年7月26日 / 13:30

7月25日＠秋田市エリアなかいち (okmusic UP's)

7月22日にデビュー5周年を記念したベストアルバム『高橋優BEST 2009-2015 「笑う約束」』をリリースした高橋優が、7月25日に地元・秋田で初のフリーイベントを開催した。

当日は朝から雨模様ではあったが、秋田駅から会場まで、高橋優フラッグが連なり、会場の「秋田市エリアなかいち」は高橋優のぼりで取り囲まれ、高橋の過去から未来までを辿った企画展「高橋優展」も開催されるなど、凱旋ムード一色。時折激しい雨が降りしきる天候にもかかわらず、早朝から会場への入場整理券を求めて、長蛇の列ができていた。

今回のイベントでは、地元秋田の魅力を県外の方にも感じてもらいたいと、ババヘラアイスや横手焼きそばなどの秋田名物フードコートが設置されたり、ステージでは12時から「なまはげ太鼓」など秋田伝統郷土芸能ステージが展開されたほか、高橋の母校「山内中学校」の生徒による合唱も披露された。

そして、オープニングセレモニーでは「あきた音楽大使」第一号に任命されたことが発表され、本日の主役・高橋優が登場すると、詰めかけた約5,000人のファンから大歓声があがった。

佐竹敬久秋田県知事より「テレビなどでごく自然に秋田をPRしてくれて、今、一番秋田を元気にしてくれる男！秋田を音楽で全国、全世界に広めてほしい。秋田県民全員、優くんファンになりましょう！」と、熱い応援メッセージが贈られると、高橋は「僕のライブでもずっと立って踊っているような熱い県知事と一緒に、秋田の音楽を盛り上げていきます！」と意気込みを語った。

そしてステージの背景には、会場で事前にファンが書き込んだ巨大な寄せ書きフラッグが掲げられ、降り続いた雨がぴたりと上がった16時過ぎ、本日のメインイベント『高橋優フリーライヴ』が大歓声の中でスタートした。いきなりデビュー曲の「素晴らしき日常」のイントロでは“いくぞ秋田！”と雄叫びをあげ、「太陽の花」では“俺らが秋田の太陽になろうぜ！”と続けた。

そして、バンドで初パフォーマンスとなる昼ドラ主題歌「おかえり」を披露し、「ここから盛り上がるぞ秋田！」の掛け声と共に「パイオニア」、最新シングル「明日はきっといい日になる」など畳み掛け、秋田弁を満載に取り入れた「泣ぐ子はいねが」では、本場のなまはげがステージに乱入。和太鼓を打ち鳴らし、地元秋田で初のなまはげ共演に会場はさらにヒートアップした。

また、代表曲である「福笑い」では5,000人の大合唱が巻き起こり、会場がひとつになった。

鳴りやまないアンコールに応えて、再登場した高橋は、「同じ空の下」を熱唱、「僕らはこの同じ空の下でつながってます、またいつか笑顔でこうして会いましょう！」と5,000人と「笑う約束」を交わし、フリーライブとしては異例の全15曲90分のフリーライヴを大成功させた。

高橋優は、10月から『全国ツアー高橋優5th ANNIVERSARY LIVE TOUR「笑う約束」』を敢行。12月5日と6日には日本武道館2Daysも開催されることが決定している。

【セットリスト】

1.素晴らしき日常

2.太陽と花

3.BE RIGHT

4.靴紐

5.ほんとのきもち

6.おかえり

7.少年であれ

8.パイオニア

9.明日はきっといい日になる

10.オモクリ監督

11.こどものうた

12.泣ぐ子はいねが

13.福笑い

＜ENCORE＞

1.同じ空の下