【2.5次元】財木琢磨、2019年は「挑戦する」年に! 初めてづくしの「Dimensionハイスクール」からスタート

2019年1月15日 / 12:00

 2次元のアニメーションパートと3次元の実写ドラマパートを行き来しながらストーリーが展開する異色のテレビアニメプロジェクト、超次元革命アニメ「Dimensionハイスクール」の放送が1月10日から開始された。本作は、補習中の男子高生たちが次元を超えてアニメの世界に飛ばされてしまうことから始まる学園ファンタジーだ。本作で黄川田剛役を演じ、初めて声優に挑む財木琢磨に、アフレコを終えた感想や本作への思いを聞いた。

黄川田剛役の財木琢磨 (C)Dimensionハイスクール製作委員会

-実写パートを演じ、アニメパートではご自身が演じたキャラクターの声、さらにはモーションキャプチャーも担当するという、非常に新しい試みの作品ですが、出演が決まったときのお気持ちは?

 新しい作品だなと感じたので、どうやって作っていくんだろうと本当に分からなくて…。でも、自分が演じた役がアニメになるのはうれしいですし、初めてのことができる楽しさもありました。

-声優は今回が初挑戦になりますね。

 はい、難しかったです。最初に実写パートの撮影を行って、その後にアニメパートのアフレコを行ったので、アフレコ現場に行く前に実写パートでご一緒した(白山純平役の)石井(孝英)くんと、(緑ヶ丘流星役の)大塚(剛央)くんにアドバイスをもらったんです。それで、2人から「自分が言うせりふのタイムコードを書き込んでおいた方がいい」と教えてもらったのですが、それがなかったらできなかったと思います。2人には本当に感謝してます。

-モーションキャプチャーの撮影も初めての経験ですか。

 初めてです。前もって仮で撮影したアニメパートの声を聞きながら動くのですが、動きだけで気持ちを表現しなければならないので、難しかったです。「えっ?」と言う一言のリアクションでも、いろいろな体の動かし方があるので、本当に勉強になりました。

©Dimensionハイスクール製作委員会

©Dimensionハイスクール製作委員会

©Dimensionハイスクール製作委員会

©Dimensionハイスクール製作委員会

-アニメのアフレコにモーションキャプチャーと、新たな挑戦の多い作品でしたが、一番難しかったのはどんな作業でしたか。

 もちろん、アニメパートのアフレコもモーションキャプチャーも難しかったのですが、一番難しいと感じたのは、実写パートのアフレコでした。アニメのアフレコだけじゃなく、自分の芝居に声を入れ込むというのも、今回、初めて経験したんです。自分でした演技なのですが、なんでこの間(ま)で話したんだろうって、めちゃめちゃ思いました(笑)。もちろん、そのときは、それがベストだと感じたからそうしたんでしょうが、そういったタイミングも含めて難しかったです。

-実写パートの撮影で印象に残っていることは?

 本編の中に台本がないアドリブ芝居の回があるのですが、落ちや、拾わなければいけないネタがいくつか決まってはいますが、それ以外は完全な即興で芝居をしました。それがすごく楽しくて、印象深かったです。夜の学校を徘徊(はいかい)するシーンがあったのですが、キャラを保ちつつ、尺も考えながらネタを拾っていって、1時間ぐらいは撮影していました。

©Dimensionハイスクール製作委員会

©Dimensionハイスクール製作委員会

-そういう撮影のときは、事前に役者同士で相談はするんですか。

 いや、しませんでした(笑)。おのおの、頭の中で考えてはいましたが、そのときそのときで楽しみながら演じました。

-では、本作の一番の見どころはその部分ですか。

 そうですね、僕自身もまだ見れていないので、すごく気になっています。それから、僕の演じる黄川田剛と(橋本祥平が演じる)水上ゆりおの関係性にも注目いただきたいですし、実写パートでは、高校生らしい芝居も入れているのでそこも気付いていただけたらうれしいです。

-ファンの方が財木さんをご覧になるのは、このお仕事が2019年初になりますか。

 そうなると思います。

 
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