【インタビュー】藤田玲&佐藤流司 2.5次元では見せない新たな顔『ダブルドライブ』

2018年8月17日 / 17:00

 数々の正統派ミュージカルから2.5次元作品や舞台、「絶狼〈ZERO〉」シリーズなどの映像作品とマルチな才能を見せる藤田玲。ミュージカル『刀剣乱舞』などで知られ、2.5次元ミュージカルで不動の人気を誇る佐藤流司。今、注目を集める2人の俳優がW主演を果たした映画『ダブルドライブ 〜狼の掟〜』と『ダブルドライブ 〜龍の絆〜』が連続公開される。『闇金ドッグス』を製作したスタッフ陣が再集結して作られたクライムカーアクションで、2人は、アウトローな男を演じる。2.5次元とは一転して、新たな顔を見せる2人に、役柄への思いや撮影の裏話を聞いた。

佐藤流司(左)と藤田玲

-今回は、お二人ともかなりアウトローな役柄ですね。普段出演されている2.5次元作品と役へのアプローチの仕方は変わりましたか。

藤田 僕は、どちらかというと2.5次元の方が普段とは違うんです。だから、今回も特別なことをしたわけではなくて、人として自然であること、それから彼のバックボーンを自分の中で飲み込んでやるっていうことを意識したぐらいです。

佐藤 俺が演じた純也はダサい感じを出したくて、格好をつけ過ぎないようにしています。それと、他の人間とは違う空気感が魅力だと思ったので、人より体内時計を早くさせるというか…ちょっとこんな感じでウキウキ?(と、ウキウキを表したジェスチャーを)。

藤田 それ、ウキウキなのか、何なのか分からないけど(笑)。でも、純也は、流司のかわいいところが生かされていて、いいなって思っていました。

-役柄に共感する部分はありましたか。

藤田 車が好きってことぐらいかな(笑)。でも、この映画に出てくる人たちって、常識ラインがちょっと違うんですよ。やっぱり、人を殴っちゃ駄目だし、人の物を盗っちゃ駄目。そういう常識ラインを越えた人たちが出てくる。だけど、僕ら役者も、違う方向ではあるけど、ある意味、常識ラインが普通の人とは違っているのかもしれない。似ているところはあるのかもしれないです。

佐藤 俺は…似ているところ…ないですね(笑)。髪形とかは似ていますけどね。

藤田 顔もすげー似ているよ?(笑)。

佐藤 似ていますよね。多分、身長も同じぐらい(笑)。

-(笑)。藤田さん、車好きとのことですが、どんなこだわりが?

藤田 こだわりというよりも、自分が仕事をする上で、リズムの中心にあるのが車なんです。プライベート空間を保つことでバランスを保っているところがある。だから、なくてはならない場所です。

-なるほど。佐藤さんは、車にはこだわりがありますか?

佐藤 …。

藤田 免許持ってないもんね。

佐藤 来年、取りますから!

藤田 これ、撮影中から言っていました(笑)。

-どんな車に乗りたいですか。

佐藤 『龍の絆』にも出てきたコルベットは昔から好きで、コルベットにしようと思っているんですけど…でも1台目って、絶対事故りますよね?

藤田 いやいや(笑)。俺、1台目事故ってないよ?

佐藤 じゃあ、いいのかな。あとは、『狼の掟』に出てきたダッジバイパーもかっこいい!

藤田 バイパー、かっこいいよ! ただ、日本で乗る車じゃないけど。

佐藤 ああ、何買ったらええんや…。

藤田 あははは。

 
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