Galileo Galile、劇場版「あの花」主題歌MVはアニメーション作家・村田朋泰とのコラボ ！

劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の主題歌に起用されたGalileo Galileiの新曲「サークルゲーム」のMVが完成した。今回のMVでは日本を代表するアニメーション作家・村田朋泰が制作に加わり、人形を少しずつ動かしながら1コマ1コマ撮影し、それをつなげてひとつの映像を作り上げる「パペット・アニメーション」という技法が採用された。

これまでもMVの企画とディレクションを担当してきた尾崎雄貴（Vo.&Gt.）が、「楽曲のテーマである“曖昧な、でも大切な、強く肩を押してくれる記憶”と“今のGalileo Galileiというバンド”を表現してくれるのは、“ドリーミーな世界観の中にあるダークさ”を持つ村田さんのアニメーションしかない」とラブコールを送ったことで、今回のコラボレーションが実現した。

どこか温かくて切なくなるストーリーは楽曲の歌詞をもとに、村田が書き下ろしたオリジナルストーリー。尾崎が描く歌詞の世界と、村田が描くアニメーションの世界がハーモニーを生み出し、観る人の心の奥にそっと語りかけてくるような優しい作品に仕上がっている。

公式YouTubeチャンネルでは、現在本作のショートバージョンを配信中。フルバージョンは今週末8月4日に、日比谷野外大音楽堂にて行われる10代限定のロックフェス「閃光ライオット2013」会場内のビジョンで上映されるとのこと。新作の世界観をいち早く体感しよう。

村田朋泰 コメント
Galileo Galileiの生み出す音楽には、聴く人たちにとってのそれぞれの遠い記憶に働きかけ、切なく温かな気持ちがささやかな風のように通り抜けていくようなものがある。

僕は何度でも立ち戻り、またそこから始まっていく彼らの視点が好きだし、人というのは常にそうあるべきと思っている。だが誰にでも平等にそういった時間や場所が用意されているものではないし、そもそもそんなものは必要ないと思っている人も大勢いる。何度でも立ち戻れることによって何を得るのかはっきりしたことはわからない。だけどそれは辛抱強く自分の力で築き上げなくてはならない。

今回のアニメーションで僕がやりたかったことは、縁（ふち）であった。世界と世界の縁、そこに出会い（もしくは再会）がある。いつまでも変わらないでほしい世界と、変わっていってしまう世界。忘れ去られていくことと忘れてはいけないこと。それは些細なきっかけを通して気づくかもしれない。

Galileo Galileiは僕にとって新たな世界の出会いであると同時に、立ち戻る時間と場所であった。

シングル「サークルゲーム」
2013年8月21日発売

【期間限定通常盤】（CD+DVD）

SECL-1374～1375／￥1,600円（税込）

※「あの花」新オープニング・ムービー絵コンテ封入（絵コンテ：監督・長井龍雪）

※「あの花」書下ろしイラストジャケット（三方背スリーブケース付）

＜CD収録内容＞

1.サークルゲーム

2.青い栞

3.サークルゲーム（TV Ver.）

4.青い栞（TV Ver.）

＜DVD収録内容＞

・「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ノンクレジットオープニング（サークルゲーム Ver.）

・「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ノンクレジットオープニング（青い栞 Ver.）

【通常盤】（CD）

SECL-1373／￥1,223円（税込）

1.サークルゲーム

2.Electroland

3.Jonathan