ファンキー加藤、横浜アリーナ2daysで2万人に背中を押されて「リスタート」

2016年7月26日 / 12:00

「I LIVE YOU 2016 in 横浜アリーナ」@横浜アリーナ (okmusic UP's)

ファンキー加藤が7月23日&24日に横浜アリーナで「I LIVE YOU 2016 in 横浜アリーナ」を開催し、2日間とも超満員の合計2万人を熱狂の渦に巻き込んだ。

この「I LIVE YOU ~」は、日本武道館、大阪城ホール、宮城セキスイハイムスーパーアリーナ、名古屋・日本ガイシホールに続き今回が5回目の開催となった。ファンモン時代には「お前たちとの道」と題して行なっており、2008年の日比谷野外音楽堂を皮切りに、宮城セキスイハイムスーパーアリーナ、大阪城ホール、名古屋日本ガイシホール、横浜スタジアム、京セラドーム大阪など各都市で開催し、ファンモンの解散ライブでは国内最高峰の屋内ステージとなる東京ドームに辿り着くなど、全国のファンにとってもプレミアムなワンマンライブとなっていた。

そんな、横浜アリーナでのプレミアムなワンマンライブは、アリーナ席はもちろんスタンド席までぎっしりとファンで埋め尽くされた。固く握り締めた拳を天高く突き上げて登場したファンキー加藤は「行くぞ! 横浜アリーナ!!」と絶叫。そのままの勢いで「中途半端なスター」、「MUSIC MAGIC」、「まわせ!」と最高のスタートダッシュを切る。

一瞬で熱気に包まれる会場を見渡し、「<I LIVE YOU 2016 in 横浜アリーナ>へようこそ! ご来場頂き、心からありがとうございます。いろいろご心配おかけしました。たくさんお騒がせしてしまって申し訳なく思っています。」と先日の騒動を1万人ソールドアウト(2日間合計2万人)で会場を埋め尽くしたファンに謝罪。続けて「今、俺が発する言葉には全くもって説得力がないかもしれませんが、もう一度音楽に甘えてみたい。自分の歌声で、失ったものを一つずつ取り戻していきたいと思いますので、皆さん少しだけ優しくしてください。少しだけ甘えさせてください。ただし、一生懸命歌います。皆さんの胸のド真ん中めがけて歌います! 心の底からみなさんの胸のど真ん中を目掛けて歌いますので最後までお付き合いください。よろしくお願いします!」と話すと、会場から大きな、大きな声援を浴び、ソロ2ndシングル「輝け」を熱唱。

ファンキー加藤の背中を押す大声援が止まることのない中、「歌うことを迷った曲もある。10年後、20年後にちゃんと歌っていける為にも、今はみなさんの力を借りながら歌わせてください。」としながら、「ヒーロー」や初主演映画の主題歌にもなった新曲「ブラザー」をはじめとする楽曲たちを魂の限り熱唱した。

そして、記念すべきソロデビューシングル「My VOICE」では会場全体での大合唱となった。まさにMCで「音楽というのは、歌う人と聴いてくれるみなさんがいて成り立つものだと思います。中止になってもおかしくなかったはずの横浜アリーナがこうして開催できたのも、こうしてここに足を運んでくれた皆さんのおかげです。本当に重ね重ねありがとうがとうございます。」と彼自身が話した通り、音楽の素晴らしさを超満員の横浜アリーナで示した。

アンコールでは、高所恐怖症にも関わらず横浜アリーナの高さ22mの天井から宙釣りで登場し、客席中央のサブステージにサプライズ登場し、「太陽おどり」「告白」を披露すると、メインステージに戻る際には「勇者のうた」を歌いながらアリーナを客席の目の前を1週するなどの大サービスもあり、横浜アリーナの会場全体を巻き込んでのライブとなった。

あまりのテンションに声がかすれながらも終始全力で熱唱し続ける姿は、歌に込めた想いを最後列まで一直線で余すことなく届けるには十分過ぎるほどの熱量だった。

2日間合計2万人全員で作ったこの素晴らしい空間に「昨日と今日は間違いなく再出発の日。全部失いかけていたんですけど、希望はここにありました。また一から頑張ります!」とファンキー加藤の決意に呼応するように、エンディングロールではBGMの「My VOICE」に合わせた1万人の、これもまた全力の大合唱が2日間ともに沸き起こった。

これまでファンモンに、ファンキー加藤の歌に背中を押され、助けられてきたというファン達の「彼の窮地に今度は自分達が力を貸す番だ!」と言わんばかりの大歓声と大合唱で包まれた。この2日間は、お互いの心が深いところで再び固く結びついた「リスタート」の日になったに違いない。


音楽ニュースMUSIC NEWS

&TEAM、美しい春&葛藤する少年たちを切り取ったコンセプトフォト44点を公開

J-POP2024年4月18日

 &TEAMが、2024年5月8日にリリースとなる1stシングル『五月雨 (Samidare)』のコンセプトフォト44点を公開した。  ソロカットでは、舞い落ちる桜色の花びら、雨粒の残る車窓からどこか遠くを見ている9人それぞれの新鮮 … 続きを読む

INIの大規模展覧会、未来への意志を込めたサブタイトル&キービジュアル公開

J-POP2024年4月18日

 INIの大規模展覧会のサブタイトルが「DESTINED HORIZONS」に決定し、撮り下ろしキービジュアルが公開された。  2024年5月24日~6月30日まで、東京ドームシティのGallery AaMoにて開催される【INI EXHI … 続きを読む

BE:FIRST、新曲「Masterplan」SNS生配信リレー&様々なYouTubeコンテンツ公開を予告

J-POP2024年4月18日

 BE:FIRSTが、新曲「Masterplan」のコンテンツカレンダーを公開した。  2024年4月22日に先行配信、4月24日にCDリリースとなる新曲「Masterplan」。先行配信日にはMVのYouTubeプレミア公開が決定していた … 続きを読む

【先ヨミ】超特急『Just like 超特急』6.7万枚で現在アルバム1位を走行中

J-POP2024年4月18日

 今週のCDアルバム売上レポートから2024年4月15日~4月17日の集計が明らかとなり、超特急の『Just like 超特急』が67,312枚を売り上げて首位を走っている。  『Just like 超特急』は超特急の1st EPで、4月1 … 続きを読む

【先ヨミ】ME:Iデビューシングル『MIRAI』22万枚で現在シングル1位

J-POP2024年4月18日

 今週のCDシングル売上レポートから2024年4月15日~4月17日の集計が明らかとなり、ME:Iの『MIRAI』が220,998枚を売り上げ、現在首位に立っている。  日本最大級のサバイバルオーディション番組初のガールズ版『PRODUCE … 続きを読む

Willfriends

page top